2013年03月

 昨日はGW中の山下達郎・大阪フェスティバルホール新装記念特別公演のチケット本発売日だったんで、10時前からパソコンに張り付いてたんだけど…

取れなかった(T_T)

 そもそも先行予約が取れなかったから昨日の本発売に賭けたんだけど、まーとにかく申込のサイトにつながらん。30分チャレンジして全くつながらんから諦めて外出したんだけど、その後のmixi達郎コミュの書き込みやツイッターをチェックしてたら、売り切れまでに1時間半くらいだったそうで。もう少し粘っても良かったかなあ?そんでも取れた人はサクッとつながったみたいだし、つながらん時はどうあがいてもつながんのよ。まあいい、次のツアーに期待するとして(いつ?今年やんの?)、今回は5/3・4とも別の予定入れました。
 奥さん(竹内まりや)もゲストで出る可能性も考えられたからそれにも期待してたんだけど、同じこと考えてる人多いのね…

 悔しいので大阪城公園に行って、半分ヤケ酒。つっても缶ビール2本くらいだったけど。当然人も多かったけど、ヤケ酒だからもう関係ないのさっ。

 とりあえずその時の写真でも(少ないけど)ご覧になって下さい。 

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① NEXT STAGE
② 爆弾娘(ボンバーガール)
③ 今を生きてる ~2013年 春~
④ My Bird
⑤ GS★PLANET
⑥ Never say never
⑦ preception
⑧ 好きな人、だけど…
⑨ メロメロファンタジー
⑩ Lock On!! -2013-


FチョッパーKOGA:Bass
はな:Drums,Vocals
TOMO-ZO:Guitars,Vocals
オレオレオナ:Keyboards,Vocals


 元グラビアアイドルでありながらバンド「THE PINK☆PANDA」で既にその優れた技術を聴かせていたFチョッパーKOGAは、同バンドを脱退後に高校の同級生で「平安」というバンドを一緒にやっていたはな、そして公募で獲得したEITA(Gt.)とArmmy(Vo.)とともに「Gacharic Spin」(以下「ガチャピン」)を結成、それが09年のことであった。同年中にEITAが脱退するも、元「EU PHORIA」のTOMO-ZOが加入、既に精力的に行っていたライブ活動、そしてシングルやミニアルバムといった音源発表でじわじわと注目を集めていく。
 が、その矢先の12年初頭にArmmyが体調不良によって休養→脱退、既に決まっていたツアーはサポート・ヴォーカルを迎えてこなす。その中にLIGHT BRINGERのFukiや、TOMO-ZOとEU PHORIAで一緒だったオレオレオナもいたのだが、オレオレオナは正式メンバーとして加入、そのラインナップでシングル「ヌーディリズム」を発表。FukiはLIGHT BRINGERという本業があるためにメンバーにはならず、ガチャピンとは別に「DOLL$BOXX」としての活動をスタートさせ、アルバム発表と東名阪ツアーを開催したのはそちらのアルバム・レビューで書いたとおり。アルバム、ツアーともに好評だったDOLL$BOXXは一旦そこで休止、それぞれが本業に戻っての活動を再開、ガチャピンとしては初のフルアルバムとなる本作の発表に至った、というのが大まかな流れ。

 さて本作だが、専任ヴォーカル不在のためにはなとオレオレオナが歌い、メインははな、それにオレオレオナが絡むといった形がとられている。
 生演奏が前面に押し出されたDOLL$BOXXとはまた違い、Armmy在籍時からのスタイルだった打ち込みも多用した音作りが特徴だが、随所でその優れた演奏技術が味わえる。リズム隊の強力さ、派手な技も使いながら深い味わいも感じさせるギター、そしてシンセやピアノがメインでありながら②でのオルガンソロも印象的なキーボード…いずれも非常にハイレベルだから改めて驚かされる。

 で、曲の方も完成度が高く、冒頭の3曲は勢いのあるものでたたみかけ、その後もバラエティに富んだ曲調が続く。アップテンポの曲が中心でありながら、⑧のバラードでは切ない歌唱と歌うようなギターでじっくり聴かせてくれるし、唯一TOMO-ZOが歌う⑨は可愛らしい感じがいいアクセントになっている。⑩は1stシングルのセルフカバーだが、イントロから炸裂するスラッピング・ベースが強力だし、元のバージョンと比べてもこれはこれで良いと思う。

 ただ、気になるのは完成度が高まった分、以前ほどのはじけぶりがやや減退したことかな?これはバンドを始めてしばらくは勢いで突っ走っていたけど、より音楽的に熟成してきたからとも言えるし、そう考えたら歓迎すべきことなんだけど、やはり専任ヴォーカル不在のためにいろんな制約が出てきたからでは?という邪推もされてしまう。DOLL$BOXXではFukiという強力なリード・ヴォーカルがいたためにはなもオレオレオナもそのサポートとして存在感を主張していたが、メインで歌うとなると個性の弱さが気になってしまう。確かに歌唱力は十分合格点に達しているが、現段階では「はながメインでオレオレオナがそれに絡む形」と書いておきながら「オレオレオナがメインで歌ってる曲って無いのかな?それはライブでないとわからない?」というくらい、2人の声の区別がつかないのだ。
 それに、楽器を演奏しながら歌うというのは両方に意識を向けることになってどちらか一方に集中出来ないし、特にドラムの場合は本当に大変だと思う。Armmy在籍時のはじけた感じや、DOLL$BOXXでの驚異的な完成度の演奏も、やはり専任ヴォーカルがいたからこそだったのではないか。このまま今の4人でやっていくのか、それとも新たに専任ヴォーカルを入れるのか、現段階では予測もつかないが、出来れば後者を選んだ方が演奏に集中出来てより良くなるのではないかと思う。

 とまあ、いろいろ文句も書いたけどよく出来たアルバムであるのは間違いないし、聴くごとに良さがにじみ出てくるので、1回聴いて「うーん、普通かなあ」なんて思わず、何度も聴いてみてほしい。

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① 宇宙は滾れ
② ズールースーツ
③ エナメル
④ 帳
⑤ メロン
⑥ 海図
⑦ 単細胞
⑧ 野ばら達へ


赤尾和重:Vocals
鈴木広美:Guitars
岡田英之:Keyboards
泉谷賢:Drums
山崎浩一:Bass


 発売されて1ヶ月以上経って、今頃アルバム・レビューです。なんせ仕事やらライブやらで忙しかったり体調崩したりで、なかなか腰を据えて書く時間も無くてね…それにレコ発ライブのレポで全曲やったもんで、その際に各曲がどんな感じだったかも書いたことだし、そうなったら改めてのレビューはいいか、とも思ったんだけど、1作目のミニアルバムをレビューしといてこっちは無しってのも寂しいだろうから、やっぱり書きます。

 本作は同バンドの2作目にして初のフルアルバムなんだけど、前作を一昨年の暮れに発表後、昨年は5回のライブを行ったことはレポを読んだ皆さんならおわかりの通り。そして私が5回とも行ったことも。
 1回目はミニアルバムを出したばかりだったので、その全曲とテラ・ローザ1曲だったんだけど、それから新曲も作り溜めてきたようで、毎回少しずつ小出しにしていた。それらの出来が良かったものだから、当然フルアルバムへの期待も高まる。そしてレコ発ライブ当日に全曲披露、10円値引きという太っ腹な(笑)価格で購入した本作なんだけど、そりゃもう期待通りの、いや期待以上の素晴らしい作品だった。

 じゃあ、早速各曲の解説?行っちゃおう!

 まずは①からして勢い溢れるスピード・ナンバー。赤尾さんの声の伸び、迫力とも申し分なし。バックを支えるオルガンの響きも良い感じだし、広美さんのソロがとても格好いい。
 ②は軽快なギターのリフから始まるミディアム・テンポの曲。この曲も歌のバックでオルガンとギターが強力に自己主張している…だけかと思いきや、ベースもドラムもそうなんだからその辺に注目して聴いてみるとまた面白い。間奏のギター、エンディングのオルガンのソロもまた素晴らしい。
 ③はヘヴィな感じで始まり、歌に入ると前作の「砂山」に近い退廃的な雰囲気に変わる。ただ、あちらはエゴ・ラッピン的な場末の安キャバレーを思わせる雰囲気だったが、こちらはもっと重厚でミステリアス。広美さんのギターは、前の2曲の弾きまくりとは打って変わって歌うようなソロを聴かせている。間奏・エンディングとも実にドラマティック。気がつけば6分間があっという間に経っていた。
 ④はじわじわ期待を盛り上げるイントロから軽快なテンポにチェンジ、この切り替わりが実に格好いい。他の曲でもそうなんだけど、歌メロが実に強く印象に残る。つくづく赤尾さんという人は、歌い手としてだけではなく歌メロ作りも優れた人なんだということを実感。間奏はかなり長くて、ギターがまずは美しいメロディを奏でたかと思うとやがて派手な速弾きに移行し、途中のブレイク部分ではドラムのフィルインの上に赤尾さんの声が入り、短いオルガンソロが披露されて歌に戻るんだが、これまた実にドラマティックなんだな~。この曲も7分近いけど、全く飽きずに聴き通せる。
 ⑤は珍しくアコースティック・ギターで始まる曲で、しばらくは穏やかに曲が進み、赤尾さんの歌声も非常に温かい感じなのが新鮮。ドラムが入り、歌うギターが入るあたりから徐々に音が分厚くなり、やがていつものパワフルな歌声に。明るいメロディなのがかなり異色に思えるが、こういう引き出しの多さもこのバンドの持ち味なのかも。最後は再び穏やかな感じに戻って終わる。
 タイトル曲の⑥はヘヴィでドラマティックな曲。歌の部分はミディアムというかスローな感じで、赤尾さんもじっくり歌い上げているが、間奏のギターはやや速いテンポで弾きまくる。歌に戻って、その終盤での声の伸びの素晴らしさは絶品!
 ⑦は再び速いテンポでガンガン攻める曲。こういう曲でも印象的なメロディを歌い、伸びやかな声を聴かせる赤尾さんもさることながら、間奏で派手に弾きまくる広美さんもまた凄い。
 そしてラストの⑧は、これまた珍しいスロー・バラード。こういう曲で優しくも切なく歌い上げる赤尾さんというのもまた素晴らしい。そして広美さんの泣きのソロも見事。そしてアルバムはしめやかにその幕を閉じる。

 レコ発ライブの時に既に感じていたことだが、こうして改めてじっくり聴いてみると、ますますテラ・ローザとは違う音楽を作り出してることがわかる。歌ってるのが赤尾さんだからあのバンドとダブってくる部分があるのは仕方ないが、あのバンドで広美さんも参加してた唯一のアルバム「HONESTY」と聴き比べてみたら良い。あちらの枠組みのはっきりした曲構成と比べると、もっと自由奔放にやってる印象が強く感じられるはずだ。
 あのアルバムでも広美さんがかなりの数の曲を作っていたが、その雰囲気がまるで違うのは、岡垣さんがいないことも大きいと思うが、リズム隊の違うことも大きな要因ではなかろうか。ひたすらパワフルで重厚だった板倉さんと躍動感溢れる山口さんの組み合わせと違い、ボン(泉谷)さんが非常に柔軟性に富んでいること、そして山崎さんがそれに上手いこと絡んでくるのが強く影響していると思う。なので、岡田氏もオルガンを多用してはいるが、決してテラ・ローザと同じにはなり得ないのだ。
 だから、私はクルベラブリンカを「様式美」と呼ぶのに一瞬戸惑いを覚えたりするわけだが、それはパープルやレインボーの整然とした部分だとか、イングヴェイ以降のネオ・クラシカルを想像すると全く違うという意味でそう思うわけで、このバンドにしか出来ない独自のスタイルという意味なら、これもまた立派な「様式美」と言えるだろう。

 それにしても赤尾さんの迫力・説得力は変わらず凄いし、広美さんの表現力も素晴らしい。歌詞の乗ってない部分での歌声の伸びとか、細かいテクニックを抜きにしても(勿論テクニックも強烈に凄いんだが)音色だけで魅せるギター、これはもう長いキャリアと元々の能力の成せる業と言うしかない。そしてそれを支えることが出来る他のメンバーも如何に優れているか、これも言うまでもないだろう。

 なお、せっかくこんな素晴らしいアルバムを作ったのに、(またもや)メンバー・チェンジが起きてしまった。前作のベースはあくまでサポートだったのでそれはいいんだが、今回は若いにも関わらず堅実なプレイでバンドを支えてきたキーボードの岡田氏が脱退してしまった。理由は一応「音楽性の相違」となってて、それも確かにあるとは思うが、彼はいろんなバンドを掛け持ちして東へ西へと飛び回ってるし、それだけ多忙になるとこのバンドに集中出来なくなるからというのが大きいのではないかと思う。ただでさえ絶対数の少ないHR/HMのキーボード奏者で彼ほどの優れた腕の持ち主なら、そりゃ引っ張りだこになるのも仕方ないかな…でも、将来有望な彼だから、今後もいろんなところでの活躍が期待出来ると思う。
 そして今月からのサポートは片岡祥典…キャリアの長い、そして確かな腕の人だが、果たしてサポートのままなのか?正式加入するのか?はたまた別の人を正式メンバーに迎えるのか?その辺はさっぱり読めないが、どうかこのファミリーのンンンな伝統(笑)を断ち切って、しっかり固定したメンバーで活動を続けてほしいと思った。

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① 早春賦/山本恭司
② 通りゃんせ/竹田和夫
③ 旅愁/菰口雄矢
④ 紅葉/鈴木茂
⑤ 海/安藤正容
⑥ 竹田の子守唄/木村大
⑦ ずいずいずっころばし/横関敦
⑧ 七つの子/ルーク篁
⑨ 夏は来ぬ/梶原順
⑩ どこかで春が/SEIJI&YUKI(D_DRIVE)
⑪ 蛍の光/山本恭司


 昨年初頭に発表されて好評を博した「六弦心」シリーズの第2弾。もっとも、1作目の段階で既に「Vol.1」がタイトルに付いており、恐らくその製作段階でまだまだ収録したい曲が数多くあったのだろう。約1年を経て第2弾の発表となった。

 今回もプロデューサーである恭司さんの曲が最初と最後に配され、その間に挟まったギタリストの顔ぶれはごっそり入れ替わっており、前作に負けず劣らず豪華。ジャンルの壁を越え、キャリアも様々な人たちが集まった。

 まずは恭司さんの奏でる①からして情感たっぷりに聴かせてくれる。ギターが歌いまくるイントロからピアノをバックにした穏やかな部分、そして徐々に盛り上がるドラマティックな構成…文句のつけようもない。
 ②はクリエイションのリーダーとしてその名を轟かせた大ベテランの竹田さん。意外にもジャジーで終始穏やかな曲調で聴かせる。お馴染みの曲を甘い音色でムーディに聴かせるあたりは、その年輪を感じさせる。
 ③は期待の若手がスロー・ブルース調で。今年25歳?それにしては随分と味のあるプレイで…途中に入るオルガンも効果的。
 ④は元はっぴいえんど…と言えばわかる人にはわかる、これまた大ベテランの鈴木さん。今回の特色としては、恭司さんが自分名義の曲のみならず他の人の曲にも参加していることで、この曲では鈴木さんがスライドで弾くのにハモる形で恭司さんがアームを使って絡んでいるのが面白い。途中のソロの掛け合いも、まるでギターで会話をしてるかのようだ。
 ⑤はT-SQUAREの安藤さん。この人のギターはメロディの美しさが魅力だが、ここでもそれは存分に発揮されている。途中のピアノも素晴らしく、クレジットを見れば河野啓三…さすが!と思いきや、プログラミングだそうで。
 ⑥は本作中でも数少ないアコースティックによる演奏。この曲にも恭司さんが参加しているのだが、E-BOWを使ってこれまた見事に絡んでいる。ちょっと前に一青窈のカバー・アルバムで聴いたばかりの曲だが、インストで奏でられるのもまた良し。
 ⑦は「ジェット・フィンガー」の異名を持つ横関さん。泣きまくるイントロからハードに展開する様子が面白い。この曲をハード・ロックにしてしまうアイデアはなかなか出てこないかも。間奏の速弾きは「さすが!」と言うしかない。
 ⑧は元(?)聖飢魔Ⅱの「参謀」。曲名でわからないかも知れないけど、♪カラスなぜ泣くの~です。穏やかに始まり、徐々に盛り上げて壮大なスケールを感じさせるあたりはさすが悪魔!?
 ⑨は恭司さんや安達久美とよく共演している梶原さん。ここではアコースティックとエレクトリックを見事に織り交ぜながら弾いている。メカニックな打ち込みをバックにしながらも様々な音色を使い分けて、それぞれに味わいがあるのだからこれまた素晴らしい。
 ⑩は何と、D_DRIVEのギター・コンビ。本作中ではスピード感のある部類だが、2人がバトルを繰り広げる様子はなかなかスリリング。それでいて原曲のメロディもしっかり聴かせるのだから大したものだ。
 そしてラストの⑪は恭司さんがまずはピアノをバックにE-BOWを駆使して穏やかに始め、途中からはいつもの泣きまくりで盛り上げ、ラストは穏やかな演奏に戻って本作をしめやかに締めくくっている。

 …とまあ、曲自体はお馴染みのものばかりで飽きることなく聴き通せるし、皆さんの演奏もそれぞれの個性がたっぷり味わえるし、前作に劣らず素晴らしい作品だと言える。
 ただ、今回の問題点は…③が元はアメリカ人の作曲、⑪もスコットランド民謡で、「各界の名ギタリストが日本の旋律を奏でる」というコンセプトから若干外れるんじゃ…?まあ、それでもどちらの曲も誰もが幼い頃から馴染んできたメロディだし、その辺はあんまり深く考える必要もないか。

 さて、第3部です。

 ライブが終わったら「パーティー」の時間なんだけど、ここまでで既に8時を過ぎており、実は私、かなり心配してたことがあった。
 それは、この会場は難波ROCKETSや心斎橋JANUSと同様、土曜の晩はライブ終わった後も同じ場所が「クラブ」(ヒップホップをバックに皆が踊ったり騒いだりする、私が好きではない雰囲気の場所)になるそうで、そうなりゃそんなに長い時間のご歓談は出来ないんじゃない?ということ。

 それはさておき、料理が出てきたので適当に盛ってきた。

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 まあ、このくらいは屁の河童。

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 昼も食べたろうって?これは「ハヤシライス」です(笑)。

 パーティーも兼ねてるから、通常のライブならドリンクチケットは1枚なんだけど、今回は3枚ですよ。まあ、それでも私には足りないはず(笑)。

 今回は他のお客さんとか、他ならぬ恭司さんといろんな話が出来ることを楽しみに来たんだけど、無情にも「会場の都合で、あと1時間くらいで撤収です」…ああ、やっぱり…
 で、その後はサイン会になり、物販で売られてた「六弦心Vol.2」やら他の物やらに皆がサインをもらってたけど、当然の如く長蛇の列になり、後ろがつかえてるから私もまともに話出来なかった。

 それにかなり時間を食い、「皆さんのテーブルに恭司さんが回ります」という話だったけどそれも無くなってしまい、時間が迫ったところで恭司さん自身による再度の乾杯、そしてバースデー・ケーキが出されてローソクの火を恭司さんが吹き消す、という展開。

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 これがそのケーキ。凝ってるでしょ?

 さて、その後は機嫌よくほろ酔いになった恭司さんが再びアコギを持ち出し、皆のリクエストに応えて歌い出す。まずは「ここから」、そしてまさかの「SOLDIER IN THE SPACE」。それから出身小学校の校歌、そしてビートルズの「HEY JUDE」…この曲のラストは皆が大合唱だった。
 そしてラストはエレクトリックでの「蛍の光」で締め、最後は皆で記念撮影して、それで本当に終わってしまった。

 あ、書き忘れてたけどジャンケン大会もあって、「六弦心Vol.2」のポスターに恭司さんと光浩さんと、お客さんとして来てたGALNERYUSのSyu(私の目の前に立ってた)のサインの入ったものや、恭司さんがギターを弾いた姿の写真が額縁に入ったものがプレゼントされてたけど、私はどっちもゲット出来なかった(T_T)

 まあ、そんなこんなで10時前にはお開きとなり、そのままホテルに戻ったんだけど…京都のRAGみたいに遅くまで飲める店だったらもっとご歓談も楽しめたのになあ…そしたら、(内緒の話だけど)私がやってほしいと思ってるイベントに関して直訴も出来たのに…何だか徒労に終わってしまった気もするけど、ライブ自体は楽しめたし、午前中の美術館巡りや昼からのCD・DVDあさりの収穫もあったってことで、それなりに収穫のあった遠征ではありました…ということにしておこう。

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 これでサインもらうの何回目だろう?

 さて、カプセルで1時間くらいくつろいで、4時には開場だからと3時半には出発。会場の「ラウンジネオ」は、O-EASTやO-WESTといったライブハウス密集地帯の中にある。そう、ラブホテル街の中にあるってことですよ。
 一応、場所はあらかじめ確認してたんだけど…

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 これが無かったらそのまま通り過ぎそうなくらいわかりにくい場所。今回は抽選で選ばれた50人が来場ってことで(つまり私は抽選を勝ち抜いた!)、開場時間が迫ってもまだ来てる人はまばら。そうしてる内にこれが出された。

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 それから程なく入場が開始されるんだけど、席も決められてて、私は番号が後ろの方だったから席も後ろの方。小さなテーブルに母娘2人組と同席だった。知ってる顔は誰もいない。元基さんの出るライブだったら知り合いウジャウジャなのに、その中の誰もいないって、これは寂しいぞ。皆もっと恭司さんや玲衣さんにも注目しようよ~!
 そうしてる間に時間が迫り、5時になってしばらくして恭司さんが登場、いよいよ開演!となったわけでござんす。

 ステージの椅子に座ってアコギを持った恭司さんがまずWILD FLAGの「TURN THE LIGHT OFF」を歌い始める。この曲をこういう場で聴くのは初めてだな。続く「PHOTOGRAPH」も1stソロアルバム「HORIZON」からの曲で、これまたこのシリーズでは初めて聴く。
 その後は「今日は僕の誕生日祝いにこれだけ来てくれてありがとう」と、MCが始まる。今年で57歳になって云々…詳しい内容は覚えてません(笑)。
 続いてお馴染み「I'LL WAIT A LIFETIME」。その後にエフェクターの解説等をやって、新曲の「音楽」という歌を披露。作詞は最近よくコラボしてる俣野温子さんだそうで。

 それからデビュー当時に「ぎんざNOW!」に出演した話からその後のキャリアに関する話になり、昨年末のVOW WOWシアター・ライブで生演奏&歌った時の話も。「最初は1回出て1曲歌うだけのはずだったんだけど、厚見玲衣君は口が上手いから口車に乗せられて、結局全ステージ歌いました」ということで、その時に歌ったという「I'M GONNA SING THE BLUES」。勿論キーはかなり落としてるはず。元基さんと同じキーで歌えるはずないから(笑)。

 次は「お酒が美味くなる曲」ってことでこれもお馴染み「WHAT A WONDERFUL WORLD」。その後に恭司さん自らグラスを手にして「乾杯!」…私は1杯目を既に飲み干してたから合わせられなかったけど。
 それから「去年紅白見た人!」という話になり、矢沢永吉との関わりについて話し始める。このブログを読んでる方ならご存知?実際にライブで一緒になる10年くらい前から実は知り合っていて、何度も飲みに連れて行ってもらって、永ちゃんは銀座のクラブでも上下ジャージのまま入ったりとかいう話で笑わせる。
 そして次に歌ったのは、永ちゃんの曲である「いつの日か」。これもさすがに永ちゃんみたいなわけにはいかないけど、恭司さんならではの味わいがあって良かった。

 さて、その後に意外な展開が。ゲストが呼び込まれたんだけど、それは…

斉藤光浩!

 そう、BOWWOWのもう1人のギタリスト。実は最初からその姿は見かけてたんだけど、ただの観客として来てるのかと思ってた。が、こういう展開になるとは予想だにしなかった。プリズムのメンバーのサインの入ったピックを持ってたことに恭司さんが「そういうのは大事に置いとくもんじゃない?」それに光浩さん「いやあ、使ってすり減らしてなんぼだから」。
 まずは「FOXY LADY」を一緒に歌い、2人同時に酒飲んで昔の思い出話に花が咲く。光浩さんはBOWWOW結成当時の話の中で「俺は恭司君と知り合うまで世の中なめてたんだけど、そういう面も必要なんですよ。今は皆がいい子になって、ギターの音聴いても『押し出しの強さ』とか感じられないし。真面目なだけじゃダメだね」等々、うなずける話をいろいろと。
 そして「YOU'RE MINE」「ROCK'N'ROLL DRIVE」で第1部終了。

 しばしの休憩の後、第2部「弾きまくり」コーナー。エレクトリックでのインスト連発になるのももうお馴染み。まずは「DAYBREAK」から「RUNNING WITH THE WIND」、続いて「RIVER OF TIME」と立て続けに披露、その後は新しく出たアルバム「六弦心Vol.2」の宣伝をして、これまたお馴染みになった「君が代」。今回は「そんなんわざわざ言わんでも」と思う前振りは無かった。
 で、今回のアルバムで弾いた「早春賦」を「『知床旅情』じゃないからね」と言いつつ弾いて、アルバムの解説。他の人の曲でも一部弾いたらしく、E-BOWも使ったとのことで今度はE-BOWの解説のために「YOMEGASHIMA」のさわりを披露。もう30年以上使ってるけど、尺八みたいな音を出す特殊な機材がそれです。

 続いては昨年、震災復興支援のために制作したアルバム「Inori」から、そちらでのバージョンの「TIMELESS」。最初のバージョンも好きだけど、バイオリンとハープの入ったこっちのバージョンも感動的。とにかくギターの音色とフレーズが心に染みた。

 それから「スリリングな曲」ってことで「WARP ZONE」の後、ステージにズラリと並んだギターを1本ずつ持って、少しずつ弾いて「こんな音」ってのを聴かせてみせた。SF、ストラト、SG、SX、ミニHRの順で披露し、BCリッチで「MARS」をフル演奏した。
 その後の質問コーナーで「ファイアーバードは持ってきてないんですか?」言われて「持ってこよう思ったけど車に乗りきらなかった」と答えてたな。

 そして、残り2曲となりましたってことで、激しい「RAPID-FIRE」、穏やかながらもドラマティックな「TIME」と続き、約3時間に及んだライブは終了したのだった。

 …これで終わりじゃないよ。第3部があるんだよ。続きは→ http://blogs.yahoo.co.jp/rainbowrising0203/24452597.html

 あらかじめ言っておきますが、今回は3部構成になります。ライブ中に「1回じゃ終わらんやろなあ」思って、終演くらいに「こりゃ3部構成だな」と決まったわけで。そんな大作になるのは去年の矢沢永吉at日産スタジアム以来だが、それだけ濃い~内容だったのでそうなるのもやむかたなし、と。

 さてさて、行ってきましたよ、東京までわざわざ。今回は恭司さんの誕生日(ライブ当日!)記念ということで、ライブだけじゃなくて終演後のパーティーのあるってことでとても楽しみだったんだよね。だから前日は仕事終わったらさっさと帰ったんだけど…その足で梅田のタワレコNU茶屋町店でのGacharic Spinのミニライブ&サイン会に行ってたんだよね。来月にもライブあるけど、WILD FLAGの前日…何だか恭司さんの前日ばかりだなあ…余談だけど、間近で見たメンバー皆可愛かった!特にキーボードのオレオレオナ(笑)。
 それはいいとして、帰ってからはCD3枚ばかし聴いてから寝て…ここまでで旅支度は全くしてなかった。翌朝早起きしてとりあえず荷物をまとめて、朝刊が入るのを確かめ、それに目を通してから出発となったわけ。そして新大阪を6時半過ぎののぞみに乗った。
 車中で爆睡しながらも、今回は富士山のあたりでは目が覚めてたから拝んできたよ~。

 ライブだけならそんなに早く出発しなくてもと言われそうだけど、今回はそうするべき目的があったわけで。上野の美術館・博物館密集地帯で美味しい展覧会が2つかぶってましてね、そっちにも行くために。

 その前に、上野公園は既に桜が綺麗に咲いてたのが驚き。

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 関西じゃまだまだなんですよ。ひと足早く花見が出来たのは意外な拾い物だったかも。

 さて、まずは国立西洋美術館の「ラファエロ展」。

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 本場イタリアはローマのバチカン美術館でいろいろ拝んだことはあるけど、他の展示物の異様な多さゆえあまり記憶に残ってないというのが実際の話。しかし、ラファエロ作品ばかりを国内でこれだけ拝めるって、なかなか無いっすよ。通常展示の絵もそれに合わせてか(普段からだったかも知れないが)宗教画が多めで、私にはとても楽しめた。

 続いては東京都美術館の「エル・グレコ展」。

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 この人の絵も、スペインはマドリードのプラド美術館で拝んでるはずなんだけど、ゴヤやベラスケスの方が印象に残ってたからか、これまたあんまり覚えてない。それよりプラドに関しては、ボッスの「快楽の園」が修理中で観れなかった悔しさの方が大きいもんで…
 この人の絵は、微妙に狂ったようなデッサンがイマイチ好みじゃないんだけど、キリストの生涯等の題材が好きだから意外に楽しめた。

 さて、特別展2つも行ったら次の大きな問題は「図録」。今回はCDやDVDでもこちらで見つけたら欲しいのが幾つもあったから、それで金かけるのはどうかな~と思い、エル・グレコの方は別にいいとしても、ラファエロの方は買うべきだろうな~、でも高いし…と思ってたら…

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 「ミニ図録」。これ、なかなかいいアイデアかも。通常、デカい図録は2500~3000円くらいするし、出展作品がカラーで載ってるのは少しだけ、あとは別に読みもしない解説が大半を占めるのに高い金払うことに疑問を抱いてたから、1200円でほぼ絵だけ拝めるって、それはなかなか美味しいぞ!ま、サイズは小さいけどそれは別にいいってことよ。

 その後は御茶ノ水に行って…

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 これもいつも通りですね(笑)。

 ここのユニオン、新宿に移動してタワレコ&ユニオンというのもいつも通りのコース。ここまでではそれほどの収穫は無かったんだけど…

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 何があったか知らんけど、えらい派手に飾られてるなあ…

 会場のある渋谷に到着して、そこのタワレコで結構な収穫があったから良し。

 さて、ここから会場近くのカプセルホテル(既に何度も泊ってるから場所は知ってる)を目指して歩き始めるのだが…方向音痴の本領発揮で迷う迷う。Bunkamuraで「ルーベンス展」もやってたけど、そっちまで行く余裕は無かったし、そっちはまあいいかってことで。
 センター街を何度も行ったり来たり、NHKホール前まで来てしまったりで、それでもどうにかこうにか道玄坂までたどり着き、ようやくホテルを発見、何とか部屋も確保出来て一安心、となったのだった。

 …以上で第1部終わり。第2部はこちらへ→ http://blogs.yahoo.co.jp/rainbowrising0203/24452524.html

 以前、「こんなライブは嫌だ」ってのをいろいろ挙げてみたけど、最近またその辺のネタがどんどん出てきて…ライブ以外のネタもあるんで、こういうタイトルになりました。じゃあ、早速。

ロブ・ハルフォード、バイクの代わりにママチャリで登場。

 別のバンドがパロディでやったの見たことあるけど。

マイケル・シェンカー・グループのヴォーカルが玉置浩二。

 一緒にプッツン!

ストレイ・キャッツのドラムがテリー・ボジオ。

 もちろんあの要塞セットで。

リズムが正確すぎて逆に落ち着かない「エマーソン,レイク&小田原豊」

 イニシャル「ELO」やし。

アルカトラスにジミー・ペイジ加入、イングヴェイやスティーヴ・ヴァイの曲を弾かされる。

 「JET TO JET」「GOD BLESSED VIDEO」が別の曲になりそう。

ハードコアのライブを目黒ブルースアレイや京都RAGで開催、スタンディング禁止。

 暴れたい人には地獄かも。

キング・クリムゾンのライブで紅白の金爆みたいに「宮殿」ジャケットのお面を観客が全員着用。

 つーか、ロバート・フリップが引退宣言してクリムゾンはどうなんの?

 えー、先週来の体調不良で体ガタガタにも関わらず、木曜に続いてまたまた土日はライブ2連チャンやっちまいました。その上に昼間の予定もギッシリだったんだから、いくら次の水曜が祝日だからってこれはかなり無茶です^_^;
 まあとにかく、土日の行動を書き留めてみよう。

 まずは16日(土)。朝は弁天町の医者に行って、ここしばらくのストレスの元について思いっ切りぶちまけてきた。職場の人間関係が最悪で不満だらけなんだから、そりゃあ突発性の発熱も起こりますわい。
 で、途中何ヶ所か寄り道して一旦部屋に戻ってくつろいで、ひと寝入りしようと思ったが眠れず、そのまま江坂へ向かったのだった。私が江坂まで足延ばす言うたらライブしかおまへんな。で、会場は大抵駅から近い江坂MUSEなんだけど、今回もそう。目当てはEBONY EYES EXCELLENTなわけで、年末から御無沙汰だったしこの後もしばらく行けるかどうかわからんかったので、とにかく行くということに。

 この日の対バンは知らないバンドばかりで、EEE以外の時間は退屈するんちゃうか?という心配があったんだけどそんなことはなく、結構楽しめた。と言いながら(慢性的な疲労が溜まってるから)EEEの出番以外はずっと座ってたけど。
 前半の3バンドはどれも若いバンドばかりだったけどそれぞれ良かったし、4つ目のアン・ルイスのカバーバンド、これがなかなか楽しませてくれた。めっちゃ盛り上がってたな~。
 そして目当てのEEE。ここしばらくのライブでよくやってた欧州疑似体験ソングはやらず(それらの曲も好きだけど)、ミニアルバムからの曲が中心で、随分久しぶりになるんじゃあ?の「傷心」が聴けたのは良かった。
 でねえ…この日のトリが「トライポリズム」って、何じゃそりゃ?思ったら、美勇士…そう、故・桑名正博とアン・ルイスの息子のバンドなんですよ。ニュースやワイドショーではよく姿を見かけたけど、歌を聴くのは初めて。まあ、歌は上手い。でも親父さんみたいに声だけで心を震わせるものは無かったな…それは今後に期待、なんだけど、彼はステージ進行の下手なのが致命的。話はグダグダ、観客の拍手もまばらで、おまけにアンコールも無し…この辺は改めて検証しようと思うけど、トリはEEEに譲った方が良かったんじゃないですかい?観てて可哀想になってきたくらいだった。

 というわけで最後が締まらなかったけど、他は楽しめたのでいいかということで江坂を後にして、自宅に到着して風呂に入って寝たらもう日付変更線を越えていたのであった。

 明けて17日(日)。未明の変な時間に目が覚めて1時間くらいあれやこれややってまた寝たら…次に起きたのは10時半!おいおい、いくら慢性的な疲労が溜まってるからって、この日は13時過ぎには西宮に着いてなきゃいかん、なので11時には部屋を出なきゃいかんわけですよ。大慌てでヒゲ剃って身支度して、11時になると同時くらいにはすっ飛んで出てきたわけ。
 それから昼飯食ったりあれこれやって電車を乗り継いで、甲東園の駅に到着。そこからバスに乗って出身大学へ向かうんだけど…集合場所を間違え、正しい場所に到着したら13時半ギリギリだった。

 何でまた西宮のそんなとこまで?大学の詩吟部のOB・現役交歓発表大会だったわけで、現役部員と還暦以上の古参OBの間でよく出席してるのが私だけなわけですよ。そんな体調悪いのに無理せんでもと言われそうだが、現役部員が中心になって元気に活動してるのは観てて気持ちいいし、彼らも私がいると何だかほっとするみたいだから。そりゃあ爺さんばっかりに囲まれてても楽しくないわねえ。
 しかし…ギリギリに飛び起きて慌てて出発して、しかも詩吟せにゃあかんことが頭からすっぽり抜けてたもんだから、ぶっつけ本番は緊張した…

 さて、その後は「次があるから」とまたまた慌ただしくそちらを出発、今度は心斎橋へ向かった。ほんま、この2日間の移動区間をご覧下さいな。河内小阪→弁天町→河内小阪→江坂→河内小阪→甲東園→心斎橋…まるでちょっとした芸能人並み、というのは誇張が過ぎるか(笑)。

 さて!そんなわけで今回の話のメインである、CLUB ALIVE!でございます。

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 今回はかなり久しぶりになるDEATH☆LANDのライブだからというわけで来たわけでござんす。一昨年は結構行ったんだけど、実家の親父の癌が発覚してからライブそのものに足を運べない時期があったりして、それと同時にバンドの方もずっとサポートしてたドラマーの室蘭男爵の脱退とかあって活動も停滞してたわけで、昨年の数少ないライブの1つもクルベラブリンカと被ったから行けず、その上に年末の天太総帥の大怪我…これは本当に一大事だったんだけど、予想外の順調な回復ぶりで、先月にはたこ焼き屋の方も再開出来るまでになってた。再開の日には行きましたよ。その日は梅田に難波に天王寺と歩き回ってたし、天王寺まで来たら藤井寺まで近いな、と思って寄ったんだけど、元気そうで何よりだった。

 というわけで、復活ライブには是非とも行く!と決めてたんで詩吟部の発表会後のコンパにも出ずにこちらに来たというわけ。そりゃあそっちで現役部員たちといろんな話もしたかったですよ。でもねえ、日頃親しくしてる人が怪我から立ち直ってステージに立つとなれば、そりゃあその姿を拝みに行くのもまた大事なことなわけで。義理を欠いちゃいかんということですよ。

 この日は他の出演者もかなり豪華だったんよね。KNOCK'EM DEADにTHE LEXにLA☆69って、この組み合わせはなかなかありませんよ。というわけで、いよいよお待ちかねの?レポに入ります。2バンド分割愛するけど、あくまで字数制限の都合上です…?

THE LEX

 いきなりこのバンドからってのには驚いた。以前、ブランニューで1回観たことがあるんだが、その時のことはよく覚えていない。でも、その場でアルバム買ってるってことは、良かったってことなんだろうなあ。実際、今回改めて観たらほんま格好良くって、ノリの良さとかバンドの一体感とか、もう理屈抜きで楽しめたね。で、前回の記憶があんまり無いんだけど、ヴォーカルの人がギターも(しかもソロまで)弾いてたのは大したもんだった。まあ、そういうのは恭司さんで慣れっこなんだけど、若さゆえの勢いと言うのか、それがとてもすがすがしかった。

LA☆69

 1バンド飛ばして(笑)こちらは初めてなんだけど、実はアルバムは持ってたりする。バンド名通り、昔のLAメタルの影響が大きいんだけど、そういうバンドの大半がどっちかと言えば「ロックンロール」な色合いが強いのに比べて、(もちろんそういう色合いはあるんだけど)かなり「メタル」だった。ギターがセミアコなのがどうかな~?でも派手なペイントをしてるからか、それもあんまり気にならない。むしろそういう細かいことを吹っ飛ばすくらいの勢いが凄い。気がつけば(ええ年こいて)頭振りたくってる私がいたのであった(笑)。

DEATH☆LAND

 再び1バンド飛ばして(笑)、いよいよ復活した姿のお披露目となるDEATH☆LANDの登場。いやー、待ってましたよ。今回からドラムもオールグレン大尉を正式メンバーに迎え、いろんな意味で新たなスタートになるわけなんだけど、本当にこの日のステージは素晴らしかった。やっちさんの歌唱力も男性陣の演奏力も言うことなしだし、まだ体が思うように動かないとは言え、天太さんは気迫でそれをカバーしてた。まさか椅子に座ってギター弾くわけにもいかないし(ロバート・フリップじゃあるまいし)、いつものようにステージ狭しと動き回ることこそ出来ないものの、やはりこの人のギターは聴いてて胸が熱くなるものがある。
 全体的に激しめの曲で固め、最初から最後まで突っ走る感じだったが、いやー、ガッツリ燃えさせて頂きました!

KNOCK'EM DEAD

 そしてこの日のトリ。ヴォーカル・TAIZO、ベース・WARAを加えたメンバーになってから観るのは初めてかな?しかしサトシさんのドラムの迫力は凄いな~。この日出演のドラマーの誰よりもデカい音で、とにかく存在感が全く違うんだな。ギターのRICHさんも、ノリ重視な中にも深い味わいがあって、なかなか聴かせてくれる。TAIZOさんのMCはビミョーだったけど、でも歌声の迫力はなかなかのものだった。

 …さて、本編が終わってアンコールとなるわけですが…ここでサトシさんが前に出てきて、「今日は天太の復活ライブってことは知ってるよな。皆もっと盛り上がろうで!」ってな感じだったかな?そして驚くべきことに…なんと、DEATH☆LANDのメンバーを呼び込んだわけですよ。
 普通の流れだったら、そのまま「KNOCK'EM DEADの」アンコールになるとこなんだけど、これは思いも寄らぬ展開。そして今のメンバーで出来る曲がもう無いからと、聖飢魔Ⅱの曲をやったんだけど、いやー、この場面でDEATH☆LANDがというのは驚いた、というか、サトシさんの粋な計らいに胸が熱くなった。これは今年に入って観たライブの中でも最大級の感動的な出来事だった。

 そしてDEATH☆LANDが終わったら続いてKNOCK'EM DEADが全員出てきて演奏、これでこの日のライブは全て終了した。

 天太さんも既に書いてるけど、こういうことがあるから複数出演のライブでも途中入場とか途中抜けとかせずに、最初から最後までいる方が楽しみも倍増するわけですよ。私も体のことを考えたら、DEATH☆LAND終わったら帰ろうか思ってたけど、でも最後までいて良かった。こういう歴史的な場面に居合わせることが出来たのだから。

 …さて、私は今朝になっても疲れが抜けないまま出勤、体の方はやっぱりフラフラしてるんだけど、気持ちの方は何だか晴れやかな状態で過ごすことが出来た。それもこれも、あんな素晴らしいライブを観れたからだと思う。いろいろ大変な土日だったけど、思い出に残る出来事があったからいいのさ!

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 結局、行っちゃいました(笑)。

 今回も凄く悩んだのよね~。6年前のグラハム&ジョーのカップリング来日ではそもそもチケットが取れず、3年前に今回と同じタイトルが付けられてドゥギーも含めたメンバーで来た時は仕事が遅くなって行けなかった。そしてこの時は諸事情でレインボー関係の事項は避け気味だったし、「レインボーの曲やったら人が集まる思って、安易だなあ」なんて素直になれずにいたのもある。
 しかし!ジョーはCD購入特典のミニライブで拝んだだけだしグラハムはまだ一度も観てないし、今回行かなければ皆さん年齢的に今後は更に厳しくなるだろうし、これが最後のチャンスかも、なら多少無理してでも行くか…と思ったのだが…

この週の大阪の来日ラッシュのエグいこと!

 まあご覧なさい…11(月):サンタナ、12(火):ジャーニー、13(水):クリムゾン・プロジェクト、そして14(木)がこれですよ…

 私の頭の中では、まず「消去法」が働いた。ジャーニーは、いくら今のヴォーカルが上手いとは言え、スティーヴ・ペリーじゃないから消えた。クリムゾンもロバート・フリップいないから消えた。そしたら残るのは2つ。で、どっちに行きたかったかと言えば、実はサンタナの方が強烈に行きたかった。チケット代は高いけど、とにかくまずはサンタナ、そして行ければ「VOICES OF RAINBOW」と考えたのだが…

月曜日、突発性の発熱。

 これで仕事を休まざるを得なくなり、でもライブは無理して行くか?と言えるような状況では無くなった。なんせ、飯食いに外へ歩いて出るのもやっとというくらいだったので、とてもライブどころではない。なので、サンタナに関しては涙をのんだ。
 だからこっちも本来は無理しない方が良いかな~となるんだが、当日はかなりマシになってきてたし、もう1日出れば休みだし、じゃあとにかく行っちゃおうってことで、強引に決行と相成った。

 で、定時を過ぎたらソッコーで退社、電車を乗り継いで梅田へ。駅から会場のクアトロまで(例によって)迷い、到着したら開演ギリギリ。どうにかこうにか潜り込んで…中略…落ち着く間もなく開演したのだった。

JOE LYNN TURNER & DOOGIE WHITE

Joe Lynn Turner:Vocals
Doogie White:Vocals
梶山章:Guitars
永川敏郎:Keyboards
長谷川淳:Bass
中島ノブ:Drums
 ジョーのサポートと言えばお馴染みの、梶山章+ジェラルド演奏陣なんだけど、今回はドラムがケンケン(藤本健一)ではなく、人間椅子の中島さん。意外な組み合わせだが、ケンケンの前任の後藤マスヒロさんも在籍当時は人間椅子と掛け持ちしてたし、それを考えれば別に驚くことではないのかも。ケンケンもあくまでスケジュールの都合だったようで。

 さて、場内が暗転したら「OVER THE RAINBOW」が流れ、すぐに梶山さんが馴染みのあるリフを弾き始める。「SPOTLIGHT KID」!まあ、ベタと言えばベタだがやっぱりええなあ。私は永川さん側にいたんだけど、梶山さんメインに観ようと思いつつ、やはり視線が吸い寄せられたのはジョーの方。常々「もうこの世にいないけど、ロニーこそがレインボーにふさわしい歌い手」と言ってる私だが、悔しいけどそれでもジョーの声には「魔力」のようなものがあるんだな~。続く「I SURRENDER」でもそうだったし。
 永川さんによるオルガンで始まる「CAN'T LET YOU GO」、ガンガン攻めてくる「DEATH ALLEY DRIVER」で盛り上がった後は(驚くべきことに、前の方では若い女性ファンたちが激しく盛り上がってた)、ドゥギーが登場、ジョーが一旦引っ込んだ。
 ドゥギーは、彼が在籍した唯一のアルバム「STRANGER IN US ALL」からの「WOLF TO THE MOON」「BLACK MASQUERADE」「HALL OF THE MOUNTAIN KING」を披露、そしてロニー在籍時の「CATCH THE RAINBOW」を歌った。歴代シンガー4人の中では最も個性が弱いと言われる彼だが、逆にどの時期の曲を歌っても違和感の無い順応性の高さが魅力と言えるだろう。
 そして再びジョーに交替、「STREET OF DREAMS」をしみじみ聴かせ、「CAN'T HAPPEN HERE」で盛り上げ…そろそろ終わりかなと思ったら「POWER」。よく「レインボー屈指のつまらない曲」と言われるけど、個人的にはもっとしょうもないと思える曲も幾つもあるし、そこまでつまらないとも思えない。まあ、それだけレインボーには「良い曲」「素晴らしい曲」「凄い曲」の方が多いってことなんだけど。この曲の終盤でドゥギーも加わり、そのまま「KILL THE KING」へ。おいおい、大丈夫かよ?と思ったが、2人で何とか最後まで歌い切ってた。まあ、間奏後に転調してからはかなり辛そうだったけど。
 「KILL THE KING」はロニーに捧げるようなことを言ってたが、今度は「Jon Lord」とか「DEEP PURPLE」という単語が聞こえてくる。ジョンに捧げるためにパープルの曲?ステージにはヴォーカルが2人、となれば歌われたのは大方の予想通り「BURN」だった。いろんなとこでいろんな人がやってて、もう耳にタコが出来るほど聴いた曲だけど、やっぱり本家に近い人がやると違うな~。ところで、この曲の途中でもう1人の外人さんが出てきてところどころ歌って、あんた誰?思ったけど、それはこの後しばらくしてわかるのでした(笑)。

 さて、ここまでで1時間20分くらい経ってて、事前に得ていた情報によれば東京では終演が10時半くらいになったらしく、こりゃあアンコールまではいられないかも?と心配しつつ、ステージの転換に20分くらいかかって次のセクションを迎えたのだった。

ALCATRAZZ

Graham Bonnet:Vocals
Howie Simon:Guitars
Tim Luce:Bass
Bobby Rock:Drums
 なぜグラハムのソロ名義じゃなくてアルカトラス?とは毎回言われてるけど答えは簡単で、彼はレインボーに「DOWN TO EARTH」1枚しか残してないから。アルバムの8曲+シングルのみの「BAD GIRL」の計9曲じゃあ間が持たないし、彼はマイケル・シェンカー・グループ(以下MSG)やインペリテリ等、様々なバンドを渡り歩いてきたから、それならこの名義にすればいろいろ歌えるか、と思ったんだろう。たとえイングヴェイやヴァイ、そしてジミー・ウォルドーとかがいなくても。
 だからいきなりMSGの「ASSAULT ATTACK」で始まっても別に驚きはしない。前回もそうだったらしいし、イベントのタイトルがあれでバンド名がこれで、なぜこの曲?まあいいじゃないっすか、良くも悪くも「何も考えてない」のがこの人の持ち味なんだから。短髪にサングラスはトレードマークだし、白いワイシャツにネクタイ&ジーンズという出で立ちも、ピンクや緑のスーツに比べたら普通じゃない?
 その後は「ISLAND IN THE SUN」「GOD BLESSED VIDEO」という過去のアルカトラスの曲が続き、その後にやっと「LOVE'S NO FRIEND」でレインボーの曲となる。

 でねえ、この人の歌声は…声質自体は昔と変わってないし、噂に聞く声量も凄かった。歌詞を覚えてなくてカンペ頼りなのは置いといて(笑)。が!高音がまるで出てないのが聴いてて辛かった。考えてみればこの人ももう65歳、かつてのような破壊力のハイトーンは期待出来へんわな…でも、ロニーは最後の来日となったヘヴン&ヘルとしてのステージでも昔とほとんど変わらない凄い歌唱を聴かせてくれててんけどな…その時のロニーも65歳やってんけどな…

 次の曲がインペリテリの「STAND IN LINE」なのはかなりの驚きだったが、イントロでの超絶シャウトとか、明らかに本人の声でないのが悲しかった。ギターとベースの2人のコーラスは見事だったが、つまり本人の声の出ない部分は彼らがカバーしてたわけで…そうそう、さっきのジョー&ドゥギーのステージ終盤に出てきた「あんた誰?」な謎の人は、こっちのギターの人だったのでした。
 その後はギターソロのコーナーで、それが終わったらレインボー「EYES OF THE WORLD」。この歌をあの声で聴けたのは感動だったなあ…たとえ高音が出てなくても。次はアルカトラス「WILL YOU BE HOME TONIGHT」、マーブルス&アルカトラス&ソロと3回レコーディングされた「ONLY ONE WOMAN」、再びアルカトラス「BIG FOOT」と続くが…実は私、この辺でちょっと退屈してきたのよね。でも次のアルカトラス「JET TO JET」はテンション上がったなあ。途中でドラムソロも挟んだのはちょっと「?」だったけど。続くアルカトラス「SKYFIRE」は別にどうでもいい。その次のレインボー「SINCE YOU BEEN GONE」も私は好きじゃないからこれも同じく。でも、次のMSG「DANCER」はかなりぶっ飛んだ。ずっとハイトーンが続くこの歌、かなりキツそうなのに健闘してたし、間奏前の超絶シャウト、見事にぶちかましてくれました!間奏後に歌い出すタイミングを間違えてズッコケたけど(笑)。そしてラストはレインボー「LOST IN HOLLYWOOD」!いやー、これまた感動もんでしたわ。というわけで、ここで本編が終了。

 …さて、この後はアンコールなんですが…私はここで会場を後にしたわけ。決して嫌になったとかではなく(むしろ最後までいたかった)、本編ラストで既に10時を過ぎており、自宅まで遠いから遅くなると翌日の仕事に差し支えるのと、体調もまだ心配だったから、それだけです。もう皆さんご存じとは思うけど、アンコールでは3人揃って「ALL NIGHT LONG」「LONG LIVE ROCK'N'ROLL」を歌ったようで…私はどっちも凄く好きなわけじゃないから別に損した気分にはならなかったけど。

 ジョーは前回がアコースティックで3曲くらいだったから、バンド形態でたっぷり聴けたのは良かった。やはり彼の声はこういう場の方が威力を発揮するよなあ。
 ドゥギーは前回が再結成レインボーの2時間フルステージだったし、それももう18年前なんだけど、(太ったとはいえ)歌声は昔と変わってなくて良かった。
 グラハムは…高音が全体的に出てなかったのは辛かったけど、でも一生懸命歌ってる姿は好感が持てた。歌いながらステージから転落したとか、ライブに関してはいい話を聞かないグラハムだけど、少なくとも今回に限って言えばとても格好良かったと思う。

 まあね、選曲に関しては注文が幾らでも出てくるし…特にグラハムは「NIGHT GAMES」聴きたかった~!でも、聴き馴染んだ名曲の数々をオリジナルの歌い手が歌ってるって、それだけでも感動もんじゃないっすか。
 最初は「リッチーいないとこでレインボーの曲やられてもなあ」という思いがあったけど、でもやっぱり全くの別人がやってるトリビュート・バンドにはない「本家の歌声」だからこその感動があった。本当はロニーが生きてて一緒にこのイベントやってたら最高だったろうけど、それはどう転んでも無理な話。あの人も「ディオ」としてのライブでレインボーの曲をたっぷり歌ったことがあるし、その思い出を脳内ミックスすればいいだけのことやん。

 結果としてとても楽しめたし、素直に「行って良かった」と言えるライブでありました!

 昨日はアライブの嬢メタルイベントに行ったんじゃなかったのかって?行ってないよ。そっち行った人も「あいつおれへんやん」思ったことでしょう。ねえ、せっかくDESTROSE出てたのに(笑)。
 いやあ、出演時間によってはハシゴしようかなとも思ったんですよ。でも事前に得ていた情報ではダッシュしてもかなり難しそう。というわけでこっちに絞ったんです。今回は体力的にもハシゴはしんどかったしねえ…

 さて、今回の「中之島花子」というのは浪漫座別館のひなさんのことで、バンドの活動の空いてる時に、というかバンド加入以前からこっちの方の活動をしてたのだが、バンドの方が完全にストップしてる現在、彼女の歌を聴くのはこういう機会しかないというわけで。なお、ページェント以来の個性的なプログレをやってる浪漫座別館とは違い、こちらでは懐かしい昭和歌謡が中心。とは言え、井上陽水や遊佐未森のカバー・アルバムほど古い歌ばかりではなく、一青窈のもの程度に「(我々くらいの世代なら)誰もが楽しめる歌」を中心にやっている。で、バンドの方もメンバーによって「淀川オールスターズ」とか「チェリーボーイズ」とか名義が変わるんだが、今回は「渋くて可愛い」を略して「渋皮」だそうで。余談だけど、「チェリーボーイズ」は水樹奈々のライブでのバンドも同じ名前だから、その名前使われたら「え?北島健二さんがギター弾くの?」って勘違いを…しないか。

 さて、ひなさん(やっぱり私にとってはこっちの呼び方の方がしっくりくる)出演のライブを観るのは06年の浪漫座別館以来8回目…そう、ほぼ年に1回の七夕様ペースなんだな。そりゃあVOW・テラ関係者やらジェラルドやらを中心に西九条や心斎橋で馴染みのバンドさんたちのライブや昔からファンである大物各種も行きつつ…なら、何となくこんなペースになってしまうのかな?それでも一昨年は2回行ったけど、逆に昨年は1度も行けなかった。なので、今回は久しぶりでかなり「待望の…」になったわけ。

 会場は阪急高槻市駅近くの「JKカフェ」。

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 これは終演後に撮った写真ですが。基本的には喫茶店なんだけど、毎日誰かのライブをやってるというのが特徴の店。

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 飲み物がカフェオレなのが不思議?いつも酒ばかり飲んでるわけじゃないんだよ。

 さて、店に着いたら既にバンドのセッティングが済んでて、ひなさんは既に入ってたお客さんと談笑してた。私はいつも予告無しに出現するから、今回も驚かれた。まあね、いつもの西九条や心斎橋あたりより更にワンステップ多い場所だし。でも京都や神戸行くよりは近いよ。

 そして定刻の7時を少し過ぎて開演。「まだ来られてないお客さんもいますが、来られたら拍手でお迎え下さい」とのことだった(笑)。
 まずは♪バスを待つ間に~で始まる歌で、何の曲だっけ?と後で調べたら、平浩二の「バス・ストップ」だった(多分)。私はあんまり知らないが、確かに聴いたことはあるかも。続いては「星降る街角」。これはお馴染みですね。

 ここで一旦MCになり、花粉症で鼻水垂らしながらも?一生懸命歌いますとのことで、最近はPM2.5とかいろんなものが飛んできてて、その呼び名をいつも間違うらしいが、私は真っ先に「11PM」を想像したが。

 その後は「逢いたくて逢いたくて」をスロー・バージョンで。園まりの歌だそうで、西野カナとは違います。そっちは「会いたくて会いたくて」です。続くは「17才」。南沙織か森高千里かどっちを思い浮かべるかで年がわかります(笑)。私は両方馴染んでるけど、やっぱり南沙織かなあ?この曲はジャズ風のアレンジだった。こんな具合に、馴染んだ曲でも一味違ったアレンジで「おっ?」と思わせるのがこの人のライブの楽しみだったりする。そしてどんなアレンジにも対応出来て、耳に心地よいひなさんの歌声。すっかり私は和んできた。

 続くMCは、メンバー紹介も兼ねながらリハの連絡メールを入れた時の各自の反応の違いの話が面白かった。すぐに丁寧な返事をくれる人から全く返事の来ない人まで(笑)。

 その後は、リズム隊の2人が16ビートのファンクも得意だからと「伊勢佐木町ファンク」と題して「伊勢佐木町ブルース」をファンク調で。でもなかなかこのアレンジは難しいらしく、歌に入るタイミングが…^_^; それでも最後まで珍しいアレンジとその上で多彩な歌い方をするひなさんはなかなかに聴き応えあった。そして「上を向いて歩こう」で第1部終わり。

 しばしの休憩の後、8時に第2部が始まる。この日のお客さんは、最初15人くらいで、「そんでも西野やすしの12人より多いか」なんて思ってたが(あの人の集客数も演奏形態やメンバーによるよ)、時間が経つにつれてどんどん増えていき、結局30人近く入ってたんじゃないかな?
 まずは「今の季節にピッタリの曲です」との紹介の後「なごり雪」をボサノバ調で。続くは「およげ!たいやきくん」のジャズ・バージョン。アレンジにかなり凝ったおかげで、曲が完全に終わる前に拍手が起きたが、この歌のストーリーを知ってれば「まだ続きがあんねんで~」とわかったはず。

 さて、ここでゲストが呼ばれる。モカさんと呼ばれた女性が登場、ひなさんから交代する形で「ジョニーへの伝言」を歌う。ちょっとハスキーでソウルフルな歌い方がなかなか魅力的。続いてはひなさんと2人で「コーヒー・ルンバ」。1番をモカさん単独、2番を2人がハモッてたんだが、これがまた良かった。
 続くは山本リンダの「どうにも止まらない」。ここでまたゲストが。舞台女優の石田くみ子という人がひなさんの歌に合わせてダンスを披露。手話も織り込んだダンスは独特で、これもまた良し。

 さあいよいよ本編ラスト。6年前に発表のミニアルバム「明日また会いましょう」収録の「リンゴの木の下で」。終盤であのアルバムからの曲をやるのもお馴染みだが、いやー、これもまた良かった。

 で、アンコールとなるわけですが…これまたそのアルバムから「笑顔のアーケード」。ひなさんが昔過ごした天神橋筋商店街をモチーフにした歌だが、私も大学時代は天六によく行ってたから何だか懐かしい気分になった。大学は西宮だったのに(笑)。以上で全編が終了した。

 …ひなさんの歌はほんま久しぶりなんだけど、やっぱり何だかホッとするというか心温まるというか、耳に心地よい声なんですわ。チャイナドレス着て緊張感漂うプログレ楽曲を歌う姿もいいけど、こういうリラックスした歌を聴かせることも出来るって、その振り幅の広さはほんま素晴らしい。

 その後は自宅まで遠いから長居もせずに帰ったけど、次は「高槻ジャズストリート」で、5月の連休?何だかいろいろライブの予定あるけど…昼間なら何とかなるさ!?都合がつけば何とか行きたいと思います、はい。

 またまたブログ更新サボっております。2月末が決算で、それと同時に普段の業務もムチャクチャ忙しくて、まとまった文章を書く気力が削がれていたというのが大きいんです。雛祭りの日の、ARK STORM/CRYING MACHINEのライブレポも楽しみにしてた人もおられるかな?とは思ったんですが、ライブ自体はとても良かったのに、いつものように文章が頭の中から溢れ出て指が唸りを上げる感覚にならず、こんな状態で書いても良いレポは書けないからと断念しました。去年のジルプロとクルベラ対決みたいに、日曜ライブで月曜仕事終わってからでも勢いさえあれば書くんだけど、どうも最近お疲れ気味のようで…

 そう言ってる割にはmixiとFacebookの方ではいろいろお遊びやって盛り上がってるんだから、それならこっちも何か書けって?いやあ、YUHKIさんの気持ちがよくわかりましたよ。バンド3つも掛け持ちしてりゃ、比重がどれかに偏るのは仕方ないよねえ…

 私はバンドマンじゃないけど、文章書くのにも結構エネルギーを費やすから、やってることはプロのライター並みなんですよ。それで昼間は普通に仕事やってんだから、クタクタに疲れて帰った後に何か書くのも結構大変でして…書きたいネタはいっぱいあるんだけどねえ…

 それでも、お茶を濁す意味じゃないけど、mixiやFacebookで盛り上がったネタでも披露しますか。

ドラクロワ 「民衆を率いる自由の女神」

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 この絵で昔から気になってたのは…左下の男性、なぜ上だけ着てて下スッポンポンなんでしょ?

ロダン 「考える人」

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 考える人、考える人、考える前に…パンツはけ!

ミケランジェロ 「ダビデ」

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 そしてここにも…石投げる前にパンツはけ!

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