① Don't be so mad
② 太陽
③ だれも
④ 砂山
⑤ 業火
② 太陽
③ だれも
④ 砂山
⑤ 業火
赤尾和重:Vocals
鈴木広美:Guitars
岡田英之:Keyboards
泉谷賢:Drums
小笠原義弘:Bass
鈴木広美:Guitars
岡田英之:Keyboards
泉谷賢:Drums
小笠原義弘:Bass
ついに出ました(ってもう先週出てるんだけど)、待望の、ほんまに待望の赤尾さんの新バンドのミニアルバム!
結構前から、広美さんと岡田君とボンさん(泉谷さん)で何やら制作してるという話は耳に入ってたんだけど、その実体が公表された時にはぶったまげましたがな。まさか赤尾さんがそれに加わっててというか、テラ・ローザ解散後に今井(芳継)さんとやってた「M'mah」以来の新バンドで作品を出そうとは!ちなみにバンド名は「クルベラブリンカ」と読みます。赤尾さんは「マハリクマハリタ?テクマクマヤコン?」って自分でボケてたけど(笑)。
で、M'mahでは作品を出してなかった(だよね?)から、レコーディング作品としては95年の金谷幸久「EAU ROUGE」、09年の三宅庸介「LOTUS AND VISCERAL SONGS」といったゲスト参加作品はあるけど、バンドの一員としての純粋な新作としては(08年の「TERRA ROSA OF ANGRY WAVES」は旧作の再録音がメインだった)21年ぶり、元・某Vのシンガーさんみたいにミュージシャンから足を洗った(ということになっている、表向きは)わけでもないのに、それ以上の寡作ぶりとライブの少なさでずっとやきもきさせてくれたあの人が、ついに動き出した!ってことで、その作品の出るまで待ち遠しかったの何のって・・・
そして、先週発表されてすぐ購入したのだが・・・これがまた素晴らしい!
5曲のみ収録のミニアルバムなのだが、全体的に曲が長めなので、収録時間は30分少しある。そして中身は、フルアルバム並の充実した内容!
いきなりハードな①で圧倒させてくれるし、ヘヴィな②も聴き応え十分。B!誌で「カルメン・マキ&OZが『BIG FOOT』をやったような曲」と書かれたのはこの曲だろうか?そう言われればそんな気もするし、的外れな気もするし。で、軽快なシャッフルの③もいいし、スロー・ブルース④も味わいたっぷり。そして再びハードな⑤でガツンと盛り上げて締めくくり。
各曲の解説が簡単だけど、これは発表間もないから仕方ないってことにして下さい。でも、今でも全曲詳細に書けそうなくらい聴いてるし、とにかくどの曲も強い印象がある。これはとにかく、かつてテラ・ローザが好きだった&今も好きな方、そしてもっと広くハード・ロックの好きな方なら聴いて損はない!というか聴かなきゃ損でっせ!と言いたくなる。とにかく騙されたと思って買って聴いてみて下さい。よっぽど偏屈な方でない限り、満足出来ることは保証します。そのために簡単な解説で済ませたんです(ほんまかいな)。
赤尾さんの歌声の凄さは言うことなし、と言うか先に書いたゲスト参加作品での歌唱より数段パワーアップしてるし、広美さんのギターも近年のインスト作品でのプレイ(そっちはそっちで素晴らしいんだけど)とは全く違ったハードさでその歌唱を支えている。そして他のメンバーの演奏も見事なサポートぶり!
で、実はと言うか御存知の通りと言うか、ベースの小笠原さんだけはほんまのサポート参加で、現在バンドは正式なベーシストを募集中。早く決まって、ライブやってフルアルバムも出してほしいなあ・・・今からそんな欲求が出てきている。
そんで、ベーシストは「ピック弾きで4弦以下(4弦より少ないベースはないだろうに)」が条件ってことらしいけど、それなら私が期待したMさんとかWさんは無理やん・・・どっちも5弦以上だし指弾きだし・・・
そんで、ベーシストは「ピック弾きで4弦以下(4弦より少ないベースはないだろうに)」が条件ってことらしいけど、それなら私が期待したMさんとかWさんは無理やん・・・どっちも5弦以上だし指弾きだし・・・
とにかく、とにかく!何も言わずに聴いてみて下さいな!今年出た日本のハード&ヘヴィ系作品では、サーベルタイガーの「DECISIVE」と並ぶ大傑作!そう言い切ってしまいます!これを聴かなきゃ今年は終われない!そして来年の本格的な活動開始を祈願して、年が明けても聴きまくろうぜ!