2011年03月

 実は私、中学の終わり~高校の初めくらいまで、中島みゆきの歌が好きだった。
 シングル「ひとり上手」「悪女」「あした天気になれ」「誘惑」「横恋慕」、アルバム「寒水魚」は自分で買って愛聴していたものだった。
 しかし、次のアルバム「予感」を買った時・・・何だかそれまでと違うのにショックを受け、それからだんだん心が離れ、聴かなくなってしまった。
 自分の好みがどんどんロックに傾倒していったのと同時に、彼女自身も「それまでのファンを突き放した作品を作ってみた」と発言しており、私同様に違和感を覚えて離れていった人も少なくなかったようだ。
 メッセージ性を強調したコンセプトアルバム・・・という敷居の高さより何より、「曲がつまらなくなった」と感じたのが、私の場合は大きかった。
 実際のところ、彼女はその後しばらく迷走していたらしい。当時最新の音を取り入れたり、彼女らしくない曲を作ったり・・・後に「空と君のあいだに」等で大ヒットを飛ばす頃には、迷いも消えてすっかり「我が道を行く」となったものだが、私の興味は他のところに行ったままで、再び彼女のアルバムを買ったりするまでには至っていない。今ならまた聴きたくなる時もあるが、今からアルバム集めるのは大変だしねえ・・・

 さて、彼女から興味を失うきっかけになってしまったアルバム「予感」、今では評価もかなり変わってると思われる。で、そのアルバムのラストに入っていたのがこの「ファイト!」なのだった。
 この曲はシングル「空と君のあいだに」のカップリング曲としても収録され、そのあたりから再び脚光を浴びたのではないかと思われるが、今では彼女の代表曲の一つにまでランクアップしてきたものだ。

 阪神淡路大震災の時にも、この歌で元気づけられた人は多いと聞く。だから今、この歌を東日本再震災の中で、自分や家族の命を守るため、被災者の命を救うために戦ってる全ての人に捧げます。

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  知恵がある奴は知恵を出そう。

  力がある奴は力を出そう。

  金がある奴は金を出そう。

  『自分は何にも出せないよ・・・』っていう奴は元気出せ。

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 これは、あくまでこの後の「前振り」として。










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 「今」が2011年ならわかるけど、この頃にはまだ失ってないだろうに。
 いや、最初のと比べると「ちょっとだけ」気になるか・・・?










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 当時、こんなになったから「挫折」したのか?いやあ、この後を考えたら、まだまだ・・・









 
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 今の写真の下に昔の写真を並べてこのタイトル。どうしたんだ?










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 もう無理なんじゃない?ここまでなってしまったら・・・

その1:イングヴェイ・マルムスティーン



 昔々・・・

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 こんなにスリムだったのに・・・































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 何でこんなになっちゃうかなあ・・・










その2:ザック・ワイルド



 昔々・・・

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 こんなに美形だったのに・・・





























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 何でこんなになっちゃうかなあ・・・

 今、東日本大震災で大変なことになってます。このブログの更新が止まっていたのは、特に自粛とかではなく、いろいろ複雑な思いが交錯して、書く心境にならなかったということだけです。

 まずは、東の方に住んでいる友人・知人の安否が気がかりでした。宮城県在住の友人もいます。夫婦ともに大学時代からの友人だし、子供たちのことも含めて心配でならなかったのですが、通話規制がかかっていて電話もつながらない状態で、電力不足のことや地震直後の混乱も考えると、すぐに連絡を取るのもはばかられ、数日経ってようやく連絡つけられたという状況です。

 結果、彼とその家族は無事でした。内陸部だから大きな被害はなかったようで、さすがに不自由はしてるけど思いのほか元気そうだったし、避難所に行って「何か手伝えませんか?」と言ってるくらいだと聞きました。自分も大変なのに、もっとしんどい人たちのために貢献しようとしている様子に心打たれました。

 関東方面の人たちにも連絡は取りました。あまりに多くの知り合いがいるので、全員に確認取ることは出来なかったけれど、連絡取れた人たちは不自由しながらも皆さん無事だったので、少し安心しています。

 ただ・・・本人は無事だったけど、原発に関わった同僚が何人も亡くなったという方もいます。非常に心が痛みました。亡くなった皆さんのご冥福を心よりお祈りします。

 さて、私本人はと言えば、そういう心配を抱えたためか、頭痛や腹痛、睡眠中の中途覚醒に悩まされ、知人たちの安否の確認が取れてやっと落ち着いた次第です。私でさえそうなのだから、現地の被災者の方々は、もっと大きな不安を抱え、PTSDに悩む人も多いと思います。
 同時に、関西在住の皆さんでも、阪神淡路大震災の被害に遭われた方々は、今回のニュースを見て当時の状況のフラッシュバックに悩まされたのではないでしょうか。

 とにかく今は、早急な復興と、被災者の皆さんに安堵が訪れることを祈るばかりです。

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 今回は無駄話してたら1回で終わらんから、サクサク行くよ~。

 元々、高1の時に「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」で彼に注目し、「SOMEDAY」を自分の小遣いで買ってよく聴いてたし、シングル「スターダスト・キッズ」も持ってたのだが、「VISITORS」での変化が受け入れられずにだんだん気持ちが離れ、その後は熱心に聴いてなかった。アルバムも最初の3枚と「CAFE BOHEMIA」、「NO DAMAGE」シリーズ2枚くらいしか持ってないくらいだから、ライブ行っても知らん曲ばっかりだろうな~と思って行ってなかった。
 それが今回行こうと思ったのは、30周年だから懐かしい曲も多くやってくれることを期待したのと、続々発表される豪華ゲストに釣られたからだった。

 会場の大阪城ホールに到着したのは、またもや開演時間ギリギリだった。ったく、なんて余裕のない奴・・・
 私は今回のチケットを発売4日目くらいに買ったが、それでも席はアリーナ後方。何だよ、売れてないんかよ・・・と思ったら、いざ入ってみればほぼ満員。きっと、ゆっくり考えて「よし、行こう!」と決めた人が多いんだろうな。

 さて、定刻を少し回って開演。まずはインスト(「CHANGES」という曲らしい)だったが、そこで場内総立ち。山下達郎の時みたいに、皆が座ってまったり・・・を想像してただけに、これは少し驚いた。
 続いて本人登場。大きな拍手と歓声。頭は白髪が増えてるな・・・そしてまず歌われたのは「君をさがしている(朝が来るまで)」。いきなり懐かしい曲やん・・・そして「Happy Man」「ガラスのジェネレーション」「TONIGHT」とこれまた懐かしい曲が続く。おおっ、ええ感じ。
 それに続くは「COMPLICATION SHAKEDOWN」。ラップ入りのこの曲、さぞかし嫌いだろうと思いきや、そうでもない。ってか、これが出た当時はまだラップ自体珍しかったから、単純に「面白い」と思って聴いてたもんだ。その後、誰もかれもがラップ、ラップになったのにうんざりしただけで。これが入ってた「VISITORS」が気に入らなかったのは、全体的な雰囲気が合わないと思ったからだろう。

 さて、この次あたりからゲストが続々登場し始める。まずは東京スカパラダイスオーケストラのホーン・セクションを迎えての「99ブルース」「インディビジュアリスト」。この辺はまだ「ホーンが入ってるな」くらいに思ったのだが、「欲望」を挟んで次に藤井一彦という人(誰?)が登場。「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」を一緒に歌う。その後はゲスト無しで「ジュジュ」「月と専制君主」を歌い、続いて呼び込まれたのは、LOVE PHYCHEDELICOの2人。「彼女が自由に語るとき」「レイン・ガール」の2曲を一緒に歌って、「一旦休憩入れます」とのこと。

 そこで既に1時間半近くになっていた。他にも多くのゲストの名前があるし、こりゃあ長丁場になりそう・・・
 で、ちょっと気になったのは、本人の声が高音になるとやや苦しそうだったこと。全体的にはよく出てたんだけどね。

 さて、15分くらいで休憩終わり、続いて再びインストの「SPIDER CODE」。そこでギターの佐橋佳幸とキーボードのDr. KyOnが話を始める。佐橋さんって、いろんなとこで見るなあ・・・去年の山下達郎に竹内まりや、かなり前の平松愛理のバックで見たし、もっと前は氷室京介のとこにもいなかった?まあ、それを言えば「山弦」もあるし、ほんま忙しい人やね。
 そんでですねえ、次に呼ばれたゲストがですねえ・・・

杉真理!

 そして・・・

伊藤銀次!

 杉さんはNIAGARA TRIANGLEで一緒にやってたし、銀さんは初期HEART LANDにいたつながりだ。ついでに、銀さんはNIAGARA TRIANGLEのVol.1にもいたし。
 で、元春本人も出てきて、杉さんが話を始める。
 「彼と出会ったのはまだ彼のデビュー前だったんですけど、僕がその当時『オリジナル20曲くらい持ってます』って言ったら、彼は『600曲持ってます』・・・だから、『杉さんって一杯曲作りますね』って言われるんだけど、彼の600曲発言を聞いて尻に火がついたんです」
 銀さんは、「彼と一緒にやったのは3年くらいだったんだけど、こうして一緒にまたやれることは嬉しいです。Vol.1と2入り混じって、ねじれ国会ならぬ『ねじれナイアガラ』だね」
 そして一緒に歌われたのは、杉さんが元春と初めて会った時に聴かされたという・・・

「Bye Bye C-Boy」

 1番を杉さん、2番を銀さん、3番を元春が歌った。この1曲で「ねじれナイアガラ」は終了。

 続いては堂島孝平・深沢元昭(知らん)を迎えて「週末の恋人たち」、山口洋(やっぱり知らん)を迎えて「君を連れてゆく」。
 次は「知らん」とは言えない人が・・・

スガシカオ!

 どんな話したかは覚えてないが、彼とは「ヤング・ブラッズ」を歌った。

 さてさて、その次に出てきたのは・・・

山下久美子!

 デビューが同時期だったことで元春とは仲が良く、当時新宿にあったルイードによく一緒に出たらしい。実は私、彼女も生で見るのは初めてだったりして。
 そして彼女に提供され、本人も歌った「So Young」を一緒に歌った。

 ここまでで随分いろんな人が出てきたが、実は次の人が一番びっくりだったりして。
 ステージ上手に、明らかにミュージシャンではない、でも何だかオーラを感じさせる人物が登場。
 それは・・・

野茂英雄!

 若い頃からの元春ファンということで、30周年に対しての祝辞を述べた。
 そして元春から彼に贈られた「約束の橋」ではそれまで出たゲストの内の何人かが登場、この曲が終わった後(前だったかも知れない)、元春が野茂のグローブを受け取り、手にはめて客席に投球するポーズをとった。勿論、実際に球は投げていない(当たり前だっつーの)。

 ここでゲストを迎えての時間は終わったが、ゲストが出てた時間だけで1時間半くらいになったんじゃない?この後は何だか寂しくなるかなと思ったが・・・

「Rock & Roll Night」

 まだこれがあったんだよね。でも、これが出たらもうそろそろ終わり?と思ったらまだ「レインボー・イン・マイ・ソウル」「ヤング・フォーエバー」「NEW AGE」「新しい航海」と続く。いやー、元気だねえ。
 そして、そして、「次は皆知ってる曲だから、一緒に歌ってよ」というMCの後にイントロが始まった途端、鳥肌が立ちましたよ・・・

「SOMEDAY」

 彼のライブは初めてだから、どの曲も生で聴くのは初めてなんだけど、この曲は飛びきり思い入れがあるので、感動も一際大きかった。
 で、「悲しきレイディオ」で本編は(やっと)終わった。

 当然アンコール。「アンジェリーナ」が披露される。この曲も大好きだから、またまた嬉しかったな。
 で、最後に元春本人からの挨拶で、全編がようやく終了した。

 しめて3時間半。盛り沢山の内容で、ゲップが出そうなくらい満足だった。
 なんせ驚きだったのは、最初の方にも書いたとおり、場内総立ちで、途中で座る人が少なかったこと。永ちゃんでもバラードの時には皆が座っていくというのに、ファンの年齢層も高めの割には皆元気だ。
 予想外に知ってる曲も多かったし、重ね重ね大満足だった。

 なお、このライブの様子は、5/14にCS(TBS)で放送されるそうなので、夜中でも大丈夫!という方は是非ご覧下さい!

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 今回のツアー初日の大阪公演行ったのは今月1日だったんだけど、決算までの仕事の疲れやら何やらで、しばらく書く気力がなかった。それに、今日・明日の東京公演終わるまでネタバレ防止のために書かずにいたんだけど、昨年秋の海外各所でのセットリストがあちこちに出てるし、しまいに招聘元のHPにまで大阪のセットリストが堂々と出ていた。じゃあ、もう今晩の内に書いてしまおうってことで、ひとつよろしく。

 この日は、前日から「仕事終わったらソッコー帰ります」と宣言して、実際そうしたのだが、会場の京セラドームに到着したら、もう開演時間が迫っていた。

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 それでも大阪城ホールなら自分の席までそんなにかからないのだが、なんせドーム、駅を出てからの道のりがまた長い。ここは過去にボン・ジョヴィ(00年)とエアロスミス(04年)で2回来てるのだが、その頃はサービス業だったんで最初から休みにしてたのでゆっくり行けば良かった。が、今回は勝手が違う。とりあえず記念になるもの・・・ってことでパンフくらいは買っていこうと、まず物販コーナーへ。開演も迫ってるのに、やはり私と同じように仕事帰りに来た人も多いのだろう。そこそこの行列に並んで、でもそれほど待たずに一番前まで来れた。
 パンフは2000円。まあ安くはないが別に高くもない。でも、Tシャツが4000円って、ボ・・・じゃなくて、高いんでないかい?そんなわけで、パンフのみ買ってきた。

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 中身、全部英語だし・・・(T_T)

 そしてトイレ行ってから自分の席にたどり着いたら、もう開演時間ギリギリ。滑り込みセーフ・・・

 場内はさすがに中高年が多い。で、客の入りはと言えば、満員とまではなってない。私の席の周辺は詰まっていたが、ちょっと横の方のエリアはほとんど空席だったり、かと思えばスタンド2階席に結構な人数がいたり・・・チケット代が高いし、どうせ近くで観れないからと、安い席にした人が多いんだろう。翌日のニュースで知ったが、この日は3万人くらいだったらしい。満員の状態で5万人以上だから、キャパの半分強といったところか。

 元々、発売日の午後に買って「まあまあの席やん」と思ってたら、その後しばらくあちこちで宣伝してるし、しまいに「当日券販売」の広告まであったんだから、売れてないんかよ?と思ったもんだ。まあ、95年と04年に来てるし、その時に十分堪能したからいいや、って思った人が多いんだろうな。
 私は95年の甲子園の時は、発売初日の夕方に買いに走ったらもう「外野席の後方です」って言われて、「高い金払ってメンバーが豆粒くらいにしか見えないんじゃなあ・・・」と断念、そしたらその日の内に完売したっちゅうじゃないの。やっぱり悔しかった。
 04年の時は、翌日が組合の定期大会だったし祖母ちゃんの三回忌があったりで休みが取れずにまた断念だったもんだ。
 今回も、平日だしドン・フェルダーいないし(これは前回からだけど)、メンバーの年齢考えたらもうしんどいかなあ・・・と思ったんだが、やっぱり今回行っておかないと今後もっとキツイぞということで、行くと決めたのだった。

 さて、私が席について5分か10分くらいで場内が暗転、会場は声援に包まれた。

 まずは4人のアカペラによる「SEVEN BRIDGES ROAD」。まずは肩ならしといったところか。続いてはグレン・フライとドン・ヘンリーが歌う、よく知らない曲・・・じゃなくて、再結成後の最新作(と言っても07年に出てる)「LONG ROAD OUT OF EDEN」からの「HOW LONG」だった。そうか、昔の曲ばかりじゃなくてこれもあったんだ・・・次の曲も同じアルバムから、ティモシー・B・シュミットが歌う「I DON'T WANT TO HEAR ANY MORE」。何だか昔と声が変わってる・・・まあ、年も年だから仕方ないんだけど。

 続いて、聴き覚えのあるトランペットのフレーズ。04年のメルボルンのDVDですっかり耳に馴染んでるけど、その後に、来ました、来ました・・・

「HOTEL CALIFORNIA」

 95年には1曲目、04年にはアンコールだった(らしい。私は行ってないから)この曲がこんなとこで出てくるなんて・・・早めに出てくることは既にわかってたけど、ここで出てくると「あらら」となってしまう。でも、初めて生で聴けるあの名曲に、喜びもひとしお。これでドン・フェルダーがいたらもっと良かったのだが・・・まあ、それは今となっては無理な話だし、生きてる内にこの曲を体感出来たことで御の字ってことで。

 その後は「PEACEFUL EASY FEELING」「I CAN'T TELL YOU WHY」「WITCHY WOMAN」「LYIN' EYES」という往年の名曲の数々が続き、ドンのソロアルバムからの「THE BOYS OF SUMMER」。折角「イーグルス」としてやってんだから、ソロの曲やらんでも、他にやる曲一杯あるやろがと思うが、いい曲なのでまあ良し。続いてはやっと歌う場面の出てきたジョー・ウォルシュ、「IN THE CITY」。ほんで、「THE LONG RUN」で第1部終了、休憩時間になったのであった。

 メンバーの年齢やら観客の年齢やらを考えたら、ぶっ通しはキツイだろうから休憩入れたんだろう。そう、年齢・・・皆老けたし、特にドンが太ってて・・・しかも、自分が歌う曲ではあんまりドラム叩いてないし。「HOTEL CALIFORNIA」とか、目玉になるとこでは叩いてたけど、あの人は叩きながら歌うのが格好いいのに、やっぱり体力的にキツイんだろうか。

 さて、15分くらいで再開。まずは最新作から「NO MORE WALKS IN THE WOOD」「WAITING IN THE WEEDS」「NO MORE CLOUDY DAYS」と続き、94年の「HELL FREEZES OVER」からティモシーの歌う「LOVE WILL KEEP US ALIVE」。新しめの曲(でもそんなに新しくはない)が続いた後に「THE BEST OF MY LOVE」が出た時は何だか嬉しかった。
 そして、グレンが中心に全員が見事なハーモニーを聴かせたのは・・・「TAKE IT TO THE LIMIT」。ティモシーの前任だったランディ・マイズナーの歌ってた曲だけど、今のメンバーでもやってるってのは、やっぱり大事な曲だからだろう。

 最新作からタイトル曲「LONG ROAD OUT OF EDEN」、ジョーがイーグルス以前に在籍したジェイムス・ギャングの「WALK AWAY」と続いた後は、ドンが叩きながら歌う「ONE OF THESE NIGHTS」。これも待ってたんだよ~。この曲も叩きながら歌ってくれたのが嬉しいぞ。
 その後は、ジョーのソロアルバムからの「LIFE'S BEEN GOOD」・・・まあ、この曲は解散前の「EAGLES LIVE」にも入ってるから、イーグルスの曲と言ってもいいのだが。でも、再びドンのソロアルバムからの「DIRTY LAUNDRY」、またもやジョーのジェイムス・ギャング時代の「FUNK #9」ってのは如何なもんか?次が「HEARTACHE TONIGHT」だったからホッとしたんだけど。
 そして「LIFE IN THE FAST LANE」。この曲は大好きなので、イントロが聞こえてきた時はほんまに嬉しかった。でも、ドンが・・・ドラム叩いてない・・・メルボルンのDVDじゃ叩きながら歌ってたのに・・・嬉しさ半分、残念さ半分という複雑な気持ちで、本編は終了した。

 そしてアンコール。まずは「TAKE IT EASY」。1stアルバムのオープニングで、アンコールの定番となっている曲だ。それまでずっと座ってたお客さんの一部が立ち上がり(でも基本的にスタンディング禁止で、それが可能なエリアに移動してという不思議な光景)、場内は歓声に包まれる。で、「DESPERADO」がしみじみと歌われ、全編が終了した。

 時計を見れば、もう10時を回っていた。なのですぐに帰途に就き、11時前には自宅に到着・・・

 何だか文句ばかり書いてて、不満だったんか?と言われそうだけど、まあ確かに最新作の曲やるのは当然としても、ソロアルバムやらジェイムス・ギャングの曲やるのはどうかなと思ったし、ドンが自分の歌う曲の大半で叩いてないこととか、ドーム特有の音響の悪さとかも気になったけど、でも大筋は満足出来た。何といってもあのイーグルスを生で観れたんだし、歌声も演奏も衰えは感じることなく、それまでCDでしか聴いてなかった(あ、アナログ盤も持ってたんだった)名曲の数々を聴けたんだから、それだけでも儲けもんってこと。

 一部では、今回が最後かもって声が聞かれるが、そう考えたら今回行っておいて正解だったと思う。また一つ、思い出に残るライブ体験となりました!

 昨日は、京セラドームでのイーグルス大阪公演に行って参りました。勿論、楽天じゃなくてバンドの方。
 ドームゆえの音響の悪さ(ステージの音が山彦になって反響してくる)に大いなる不満やら選曲・曲順に多少の不満はあるものの、内容には概ね満足。

 但し、まだツアー初日だし、名古屋・東京もあるのでネタバレ防止のためにまだレポは書きません。そうは言いつつ、各所にセットリストも出回ってるけど。それにちょっと、個人的に今すぐ書きたくない事情もありまして・・・まあ、どういう事情かは落ち着いても書かないけど。

 でも、名古屋・東京に行く人のために、一応言っておきたいのは・・・

公演時間、長いです。

 3時間あります。でも・・・

途中で休憩時間あります。

 メンバーがぶっ続けで演奏するのもしんどいからだろうし、観客の年齢層を考えたらそれも仕方なしかと。

 それからですね・・・

「HOTEL CALIFORNIA」は早めに出ます。

 それも「あれっ?」と思う箇所で。なので、前回行かれた方で「どうせ最後の方だろう」とゆったり構えておられる方、少なくとも開演時間に間に合うようには行って下さい。

 そして・・・

「LONG ROAD OUT OF EDEN」からの曲も結構やります。

 だから、今一度聴いてから行った方がよろしいかと。

 今日書けるのは、ここまで。詳しくは東京で盛り上がってるであろう頃にゆっくり書きます。

 それでは、この後の名古屋・東京に行かれる皆さん、ゆっくり楽しんできて下さい!

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