①オン・ザ・ユニヴァーシティ・ストリート
②涙のワンサイデッド・ラヴ
③思い出のサマーデイズ
④イズント・イット・オールウェイズ・ラヴ
⑤ホールド・オン
⑥J-Boy
⑦ブルー・ホライズン
⑧ドリーム・オブ・ユー~レモンライムの青い風~
⑨かえらぬ面影
⑩グッドバイ・ユニヴァーシティ
②涙のワンサイデッド・ラヴ
③思い出のサマーデイズ
④イズント・イット・オールウェイズ・ラヴ
⑤ホールド・オン
⑥J-Boy
⑦ブルー・ホライズン
⑧ドリーム・オブ・ユー~レモンライムの青い風~
⑨かえらぬ面影
⑩グッドバイ・ユニヴァーシティ
79年発表の2ndアルバム。
前作から半年という、今の彼女からは考えられない短いインターバルで届けられた本作だが、基本は前作の延長で、本人は①②の作詞・作曲のみ、他はやはり加藤和彦、杉真理、大貫妙子、そして山下達郎の作品で占められている。
ただ、今回は④⑩が全編英語詞で、米国留学で培った発音の良さを知ることが出来る。
各曲の出来は良いし、彼女の歌唱力も確かなので、これも聴いて損はないと思う。
ただ、今回は④⑩が全編英語詞で、米国留学で培った発音の良さを知ることが出来る。
各曲の出来は良いし、彼女の歌唱力も確かなので、これも聴いて損はないと思う。
まりやのデビューは78年11月だったので、79年度の新人賞の対象となったわけだが、「私のハートはストップモーション」の桑江知子とそれを争う場面が多かったらしい。あちらさんがその1曲のみの印象が強いのに対し(実は根強く活動を続けているが)、まりやは本作からも⑧がヒット、その後も次々ヒットを飛ばし、その人気は確かなものになっていくのである。
当時のまりやのポジションは、今の人で言えば「島谷ひとみ」に近いのではないかと思う。ルックス良し、歌唱力あり、そして時には自分で作る(あまり知られていないが、島谷も少しは自作している)という点が共通している。アイドル性もある実力派、といったところか。
ただ、島谷はカバー曲の印象が強く、まりやは後にほとんど自分で作るようになった。それが最大の違いであろう。
ただ、島谷はカバー曲の印象が強く、まりやは後にほとんど自分で作るようになった。それが最大の違いであろう。
余談だがちょっと可笑しいのは、①が大学生活を歌った歌で、4年で卒業する内容だったのに、実際の彼女は厳格なゼミに在籍したため、学業と音楽活動の両立が出来ずに留年→中退となってしまったことである。
あ、これは言ってほしくないか・・・
あ、これは言ってほしくないか・・・